「築20年で2回目のシロアリ予防」 横浜市 65平米 82,800円……
前回は10年前にシロアリ予防しました
本日のお客様は、築20年で2回目の予防作業をされるというお客様です。仲良くしているお隣さんのお家でシロアリが発生したと聞いて、ご自宅のことが不安になりご依頼をいただきました。
隣のおうちのシロアリを過剰に気にされるお客様がとても多いのですが、「隣の家のシロアリがウチにも攻めてくる」や「ウチがシロアリ被害に遭ったのは隣のお家が原因だ!」という考え方は100%正しいとは言えないのが正直なところです。
例えば、クロアリが家の中に居て「このクロアリはお隣さん家のクロアリだ」とはあまりならないと思いますが、どういう訳かシロアリの場合はこのような考え方になって近隣トラブルに発展するケースがあるのです。
確かにシロアリが羽蟻になって飛んで隣のお家に行ってしまうことは理論上あるのですが、事例としてはそう多くはありませんし、基本的には床下のシロアリ予防薬剤を定期的に散布していれば、特別なケースを除いて、シロアリが居着く事は無いはずです。
クロアリに例えると、家の中に飴玉を置きっぱなしにしていれば、クロアリは家の中に入ってくるのは当たり前だよね、となります。シロアリ被害についてもそのような形で考える事が重要です。逆に予防薬剤さえ散布しておけばどこで(隣の家で)シロアリが発生しても問題ない、ということになるのです!
早速点検していきます
前置きが長くなってしまいましたが、点検スタートです!いつものようにシロアリ発生の有無やヒビ割れ、水漏れ、ゴミなどがないか細かくチェックしていきます。
シロアリ発生は無く大きな問題も特にありませんでしたが、一部木部のヒビと多少のゴミは発見しました。写真のようなヒビが(木材)大引にあるのですが、程度の具合から軽度で問題ないとの判断となります。一部分だけのヒビであれば耐震上大きな問題はないはずです。
ゴミについては木材の切れ端自体がシロアリを呼び寄せる原因となる場合があるので、注意深く拾いました。
シロアリ予防のための薬剤(タケロック)を散布します
点検が終われば、薬剤を散布して作業は終了となります。作業終了時に再度写真を見て頂きながら本日の作業内容をまとめてご報告します。
お客様も「ゴミがあったのには驚きました。丁寧にありがとうございました。」とおっしゃって、大変満足のご様子です!
こちらこそ、ご依頼ありがとうございます!
次回のもどうぞよろしくお願いいたします!