「庭のウッドデッキにシロアリが発生…」 横浜市 58平米 クーポン使用5,000円引きで64,800円……続きを読む
「ボロボロになったウッドデッキからシロアリが出てきた」
本日は「築7年でボロボロになったウッドデッキの中からシロアリが出てきた。家の中にも入ってしまっているか心配」とのご相談を頂きましたお客様です。
最近はイミテーションウッド(木の模様の付いたプラスチック素材)で作られたウッドデッキもよく見かけるようになってきました。この場合シロアリの被害に遭う事はないので安心なのですが、通常の木材で作られたウッドデッキは早ければ3年程度でシロアリが発生してしまうことになります。
ウッドデッキが必ずシロアリ被害に遭うかというとそんなことは無いのですが、それでもシロアリ発生の事例は非常に多いです。ウッドデッキがシロアリ被害に遭わないようするためには、
①そもそもの作り(設計)がシロアリに強い構造になっている事
②シロアリ予防処理された木材を使用する事
③定期的なメンテナンス(年に1回の再塗装や痛んでしまった部分の交換など)
が重要となります。特にそもそもシロアリが食べにくい作りになっていることが大切で、足の部分が土に設置しないように背の高い束石を使用するなどの工夫が必要です。
早速各箇所の点検をします
外のウッドデッキは痛んでいるところが多く、シロアリが好みそうな状態になっています。腐朽菌と呼ばれるカビが木を腐らせて強度を低下させている部分がありました。続いて床下に入っていきます。
床下の構造は布基礎(土が露出している作り)ですが、防湿シートと砂で覆われています。布基礎の場合、湿度がかなり高くなすのですが防水シートと砂が土からの湿気を受け止めて乾燥した状態です。
湿度計の数値が高いのは前日の大雨の影響ですので心配いりません。また、シロアリも床下に入ってきている形跡は無く一安心です。
上記の写真のように、ウッドデッキ以外にもシロアリ被害を発見しました。縦に埋められた枕木です。枕木はスカスカの状態で中からシロアリの生体も出てきました。こちらの処理もしっかりとおこないます。
外回りとのシロアリ駆除と床下の予防
点検結果をお客様にご説明します。床下にシロアリ被害が無かったという事で大変安心された様子です。外の枕木のシロアリには全く気付かなかったとの事で、音もなく忍び寄るシロアリに改めて恐怖を感じるとの事でした。
まずは床下に予防薬剤の散布をします。布基礎なので隅の部分もしっかり薬剤が浸透するように時間をかけて薬剤を散布します。
外側はシロアリの駆除です。シロアリが発生している部分に小さな穴を開けて薬剤を注入します。もちろん表面からも薬剤を散布、周辺の土にも薬剤を注入していきます。
全ての作業が終わったら写真を見て頂きながらお客様に施工内容のご報告です。説明を受けて「シロアリの怖さがよくわかりました。これからは定期的なメンテナンスをしていきます!ありがとうございました。」との感想を頂きました。
こちらこそ、ありがとうございます!
シロアリ被害が家の中に拡大していなくて良かったです。
本日はご依頼ありがとうございました!