「築15年 他業者に調湿剤と床下換気扇と勧められた…」 横浜市 59平米 5,000円引きで64,800円……続きを読む
「他の業者さんの見積金額が約30万円でした…」
本日ご依頼いただきましたお客様は、築15年で初めてシロアリ予防をされるお客様です。他の業者様で無料のお見積もりをお願いした時に出てきた見積額が、なんと約30万円だったとの事で、相見積もりとして当店にもお声かけを頂きました。
30万円の内訳を詳しくお聞きしたのですが、調湿材を床下に敷き詰める施工もセットになった金額でした。さらに+15万円で床下換気扇の設置も勧められたそうで、あまりの高額に不信感を抱いて当店に連絡したとの事でした。
床下換気扇も調湿材も基本的には不要と考えています
当店の考えといたしましては、床下換気扇も調湿材も基本的には必要ないとの判断になる事が多いです。床下からのカビでお部屋の中までカビ臭くなってしまっている場合や基礎の下の土からの湿気が多く、床下に水分が大量に溜まってしまっている場合は対策が必要なのですが、このような場合の対策としましては、防湿シート(ビニールのようなシートを床下全体に敷き詰めて、土からの水分が床下に上がってこないようにする処置)をお勧めしております。
床下換気扇は基礎の構造(形)によって設置しても風の流れを効率よく作れない場合もありますし、調湿材は半永久的に使えるという事になっているのですが、設置から10年ほどの現場でも調湿材がカビだらけになっているような場面に直面する事も多いです。
防湿シートは丁寧に設置すれば、土からの湿気をシャットダウンできるので上記の二つよりは効果が高いのですが、それでも併用して5年毎のシロアリ予防薬剤散布をしなければ、シロアリのリスクは高くなってしまうのが現状です。
防カビ・防腐効果のあるシロアリ予防が一番の対策です
床下のカビや湿気を抑える目的は、木材の腐りを抑え、シロアリ発生を防ぐためです。何も処置をしなければカビはどんどん増えていきます。
カビが増えるとシロアリの発生リスクが高くなってしまうので、カビを抑えシロアリも予防できるシロアリ用薬剤の散布は家を守るための重要なメンテンナンスであることは間違いありません。
今回のお客様にも同じようにご説明をさせて頂き、施工終了後に「丁寧な説明で安心した。高額な工事を他の業者にお願いしないでよかった。」との感想を頂きました!
ありがとうございます。
引き続きどうぞよろしくお願いいたします。