【2025年1月19日】 本当にあった!定期的(5年毎)にシロアリ駆除をしていない人の結末……続きを読む
シロアリが発生してからではもう遅い
シロアリ用薬剤の効果はその安全性確保のため、効果は5年間と決まっています。5年以上効果が長持ちする薬剤も製造できるのですがメーカーは作りません。薬剤の効果が強くなれば万が一の事故や流出時に自然に与えるインパクトも大きくなってしまうからです。
家をシロアリから守るためには5年に1度のシロアリ駆除が必要になります。今回は5年毎にシロアリ駆除を施工しなかったために起きてしまった事件を2つ紹介します。
事件ファイル①「売買前の検査でシロアリ発見、売れない住宅」
1つ目の事件ファイルは仕事の都合で戸建て住宅からマンションへ引越しをしたお客様の事例です。新築で購入した戸建てに12年住んでから転勤となって、転勤先のマンションへの住み替えを機に戸建て住宅を売却する事になりました。
なかなか売れない中古住宅でしたが、何とか買い手が見つかり契約前に買い手側が「※ホームインスペクションの実施」を望まれました。(※第三者が住宅を総合的に検査し報告する)
点検の結果、床下でシロアリが発見され売買契約は流れてしまったそうです。この時に売り手側は「シロアリの駆除と補修をしてから引渡」という条件を出したそうですが、買い手側はそれでも購入を辞退されました。数千万円の住宅です。シロアリが発生している事がわかっている物件を駆除・補修しても住みたくない、購入したくない気持ちはわかります。
ちなみに、ホームインスペクションの点検結果は床下のシロアリ発生以外はすべて良好。シロアリの発生がなかったら価格に見合った価値のある物件だったそうです。
事件ファイル②「シロアリの羽アリと白い虫が家中に大量発生。泣き叫ぶ子供たち」
2つ目の事件ファイルは築年数9年でシロアリが大量に発生してしまった事件です。シロアリは年に1回だけ、羽が生えて巣から飛び出してきます。その様子は恐ろしい光景で大量に発生した羽アリは1か所に固まり、黒い大きな塊になってザワザワとうごめきます。
この光景を目の当たりにした方はそろって「怖い」「気持ち悪い」「パニックになった」とおっしゃいます。築9年の住宅にお住いの方の場合この羽アリの第一発見者が「お子さん」だったという事でそれはもう相当のショックだったろうと想像できます。
羽アリを発見して泣き叫ぶ子供をなだめながら、奥さんが殺虫剤で羽アリを駆除されたそうです。この時に床の隙間からポツポツと出てくる羽アリを発見。その穴をよく見てみると中にシロアリ虫がウジャウジャとうごめいている。この時に奥さんが上げた悲鳴を聞いてお子さんが更に泣いてしまったのは言うまでもありません。
シロアリ発生は定期的なシロアリ駆除で防ぐ事ができます。
シロアリの発生を予防するためには定期的なシロアリ駆除が最も有効です。シロアリはほとんどの場合床下で発生します。床下から家を守るバリアー効果のある薬剤を噴霧する事でシロアリを寄せ付けない環境を整える事が可能です。
新築のシロアリ駆除の効果が切れてしまっているのにシロアリ駆除をせずに放置してしまっている場合、上記の2つのような事件に巻き込まれるのは、次はあなたかも知れません。